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直前期になって、嬉しいこともありました。
簿記論と財務諸表論の授業には30名以上いました。
さらに人数が増えた?
テストの時には、さらに増える。
本試験の雰囲気を味わうために、自宅学習している人たちがやってきたり、2年目、3年目の受験生がやってくる。
その時、もっと受験生がいるんだ、ということを知りました。
合格率は1科目10%くらいですから、30人のうち3名が受かる計算になります。
テストを受けた後、自分の順位が分かったわけですが、財務諸表論の順位が、いつも2位!
嬉しかったですね。
本試験まで、一度だけ1位を取りましたが、後は全て2位だったと思います。
教室内での1位の点数が発表され、全国での平均点などが発表されます。
1位ではない私は、いつも自分の順位を聞きに行っていたと思います。
1位は誰だったのか先生に聞きますが、教えてくれません。
ちなみに、いつも1位だった人が誰だったかは、2年目の受験勉強中に分かります。
お前が1位か~、と悔しい気持ちになったのは、この数か月後の話。
勉強を始めた数か月前まで、簿記なんて言葉すら知らない状態で、電卓もまともに使えないし
貸方・借方という言葉を知り、右と左に数字を振り分けることを知り、
勘定科目には場所のルールがあることを知り、
会計原理や企業会計原則、会計基準など、会計のルールを学び始めたのが、少し前。
苦労が報われた気持ちになれました。
いまだに、電卓をうつスピードは速くないし、集計間違いも多い。
右手でペンを持ち、右手で電卓をたたく。
簿記というものに何年も触れ合ってきた、同じ受験生の猛者たちにも負けない。
本番を迎えるにあたって、やる気に満ちてきましたね。
毎日、とにかく勉強しました。休まず勉強していました。
朝起きてから、自然と財務諸表論の理論が浮かんでくるくらいまで、勉強漬けでした。
消費税法は相変わらず苦戦していましたが、簿記論は良い感じで伸びていくのを感じていました。
簿記論と財務諸表論は合格するんじゃないか。
うまくいけば、消費税法も合格する可能性がある。
そんな気持ちになっていました。
本番は8月上旬。
簿記論、財務諸表論ともに、6月下旬から7月上旬くらいにピークが来ていました。
財務諸表論は良い感じで、アウトプット出来るようになり、
簿記論は、問題の相性が良ければ、合格レベルの点数がとれる。
ただ、苦手分野がチラホラあって安定しない、集計が上手に出来ない問題を抱えていました。
消費税法は、未だにインプット中。危機感しかなかったですが、運がよければ合格するかもしれない。応用の勉強もしていて、とにかくかっつめていました。
本番は8月。
直前までインプットを続けていた私は、計算問題を解くピークが本番に向け下がっていくのを感じていました。
消費税法は、まともにインプットしていないテーマも、応用アウトプットを練習していて、整理されないままひたすら問題を解いていました。
本番は8月。
気合は上昇するも、計算能力は下降線をたどりながら、本試験を迎えました。