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合格発表の日。
自宅に郵便物が届く日です。
いてもたってもいられず、何度も郵便受けを確認しにいきます。
住んでいたのは4階。
郵便ポストがあるのは1階。
何度も往復しました(笑)
きっと、気持ち分かる人はたくさんいるはず。
郵便のバイクの音が聞こえないか、耳を澄ませます(笑)
3科目合格の場合は、1枚の通知が同封
合格と不合格が両方ある場合は、2枚の通知が同封
全部不合格の場合は、1枚の通知が同封
いよいよ、郵便物が届きました。
あの瞬間は今でも忘れません。鮮明な感覚が残っています。
震える手で、封書を空けます。
覚えてますよ。あの感覚。
何と、2枚入っていました!!!!
消費税法、落ちたー!!!!!!!!!
そう思いました。
なぜか、そう思いました!!!
しっかり合否に目を通すと、まさか
簿記論、消費税法、不合格
財務諸表論、合格
ぼ、ぼ、簿記論が落ちた…まさか。
信じられないです。
現実を受け止められない。
こうして
簿記論、消費税法、法人税法、相続税法の4科目の勉強をすることが決定しました。
時間が止まったような感覚になりました。
税理士になれない、かもしれない。
とめどなく流れる涙ですよ。
悔しくて、悔しくて。
情けなくて、情けなくて。
本気を出して、1年間駆け抜けて、
これ以上勉強できないくらいまでやりました。
税理士試験なんて、楽勝だと思っていました。
まぁ、みんな楽勝だと思って始めるんでしょうけどね。
報告のため、
両親に電話したのを覚えています。
2年目は実家である富山に帰る予定でした。
「もう1年、金沢で勉強させてほしい」
とお願いしたのを覚えています。
泣きながら電話してたかもしれません。
「1科目も合格できない人だっているんでしょう。合格して良かったね。おめでとう」
という、慰めの言葉をもらったと思いますが、
余計辛いですね。
きっと、泣いていたでしょう(笑)
シクシク( ;∀;)
書きながら思い出しましたが、
「税理士になれないかもしれない。ダメかもしれない」って泣いていましたね。
うん、間違いなく泣いてました。
ショックすぎて、恥ずかしいという気持ちなんてなかったんでしょうね。
シクシク( ;∀;)
とにかく、辛かったです。
不思議に思ったのは、
簿記論はA判定不合格
消費税はA判定不合格
と、簿記論と消費税法が同じ評価だったこと。
自己採点は
簿記論は、合格ラインには到達していて
消費税法は、合格ラインにはほど遠かった。
採点者はどんな採点してんねん!!!
と、不思議でした。
簿記論は答えが明確だけど、消費税法は答えが不明確な試験。
簿記論のA判定は納得できたけど、
消費税法のA判定は違和感しかなかったのを覚えています。
税理士試験は正解が発表されない。
それって、どうなんですか? って話ですよ。
税理士試験って
正解を発表できないような試験ってことです。
実は試験問題に不備があったり、答えが1つじゃなかったりするんじゃないかって推測されても仕方ありません。
試験が終わっても、本当は何が正しかったのか分からないまま、試験勉強が続いていきます。
誠実な試験とは言えるのでしょうか。