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3回ではなく、100回、1000回と繰り返すために工夫をしてきましたが、
量をやるだけではなく、
やらないこと
も決める必要があります。
0回繰り返す。
これが、とても勇気がいることです。
与えられた問題があるのに、それをやらない。
恐怖でした。
もし、この問題が出たら?
もし、この問題が出て、これが合否を分ける問題だとしたら?
怖くないですか?
でも、そもそもとして、問題を解いている時間がない。
いやいや、絶対に時間はあるでしょ?
と思うでしょう。
私もそう思って1年目を過ごしました。
簿記論は、問題集はほぼ取り組んでいません。
特殊商品売買や、推計簿記や伝票会計は、練習しました。苦手でしたから。
それ以外のものは、ほぼ手を付けていません。
その代わりやっていたのは、問題集を読むだけ。
問題を読んだら、瞬殺で仕訳が出てくるように訓練しました。
パッと仕訳が出てくるものは、答えすら見ません。
ここは勇気をもって、省きます。
減価償却など計算パターンがあるものは、そのパターンが思い浮かべば完了です。
電卓なんて叩きません。
電卓は電卓の練習の時に叩きます。
消費税法は、あまり個別問題を解いてないです。
課税、非課税、輸出、非課税輸出などの判定は、飽きるくらい練習しました。
どういう手順でこれを区分するのかのルールをしっかり叩き込みました。
知らない問題が出てきても、基本に戻って判定できるように意識して練習しました。
覚えた理論と判定をリンクさせていく作業です。
【事業者が、事業として、対価を得て行う、資産の譲渡・貸付・役務の提供】などの基本の考え方を完璧に抑えていきます。
判定さえできれば後は、計算パターンに当てはめるだけです。
計算パターンの練習は答練の時にやります。
転用や変動の計算は、忘れないように、時々練習しました。
国等の計算もあまりやらないので、忘れそうになったとき、練習しました。
法人税法は、問題を読んで、計算パターンが見えて、解けることが確認できれば良いです。
電卓なんて、持ちません。
覚えた計算パターンが使えるようになるためには、
どういう情報を読み取る必要があるのか意識しました。
貸倒引当金の問題を解くときに、必要な情報は何ですか?
私は、それがすぐに分かるように仕上げました。
何度も言う、スクラム勉強でです。
問題を読み、貸倒引当金を解くための必要な情報を探します。
全てがそろっているのを確認したら、終わり。
簡単な場合は、答えも見ません。
必要な情報が読み取れない場合は、しっかり復習します。
そんなことはほとんどありませんでしたが。
全ての科目に共通していたのは、
どーでもいいと思うような問題は、そもそも読みもしません。
その一方、
理論はTACが用意してくれている理論マスターは全てやりました。
ここは徹底しました。
そして、勉強が進んでくると、別の不安が出てくるんです。
他の専門学校の問題はやったほうがいいのか?
毎年、大原が有利、TACが有利という噂がある。
両方やった方がいいのか?
さらに、そのほかの専門学校のものは?
考えれば考えるほど、不安になる。