【税理士試験勉強　第85回】出来なかったら終わり。とにかく速く！

忘れることを恐れないというメンタルを整えてからというもの、

理論も計算もとにかく速く！

進めていました。

何度も同じことを言っているかもしれませんが、

かなり意識して取り組みました。

簿記論、消費税法、法人税法、相続税法の4つの勉強を同時にしていましたから、

ある意味、仕方なく身に着けたものです。

大量のことを、高速で勉強しなければいけない環境に身をおいたわけです。

しかも、税理士試験を受験するのは後1回と決めていました。

出来なかったら終わり。

その環境に置かれていた私は、1年中、心が研ぎ澄まされていました。

出来ることは何でもやろう！可能性のあることは全てやっていこうと、1年間生きてきました。

受験1年目も同じ気持ちで望んでいたと思いますが、結果は惨敗。

2年目も気合を入れますが、追い詰められ、

出来ることを全てやっているという実感が生まれてくると、

だんだん楽しくなってきていました。

勉強そのものが楽しいという感覚も少しはありましたが、

それよりも、結果を出すために戦略的に、試行錯誤していることに

喜びを感じていました。

とにかく高速で勉強するため、一つ一つのことが全然、頭に入っている気がしないし、

理解しているように感じない。

忘れていることがたくさんありそうだし、

やっていない論点もあるかもしれないし、

不安もありましたが、

でも、そうはいっても、与えられた時間からすると、

どーしようもない

どーしようもなく不安だけど、残された受験は後1回

不安を乗り越えると、だんだん楽しくなってきますね。

苦痛を感じないように、前向きにしか考えない。

客観的に見ると、

強烈な集中力を発揮して

猛烈に楽しそうに勉強していたと思います。