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いよいよ、本番を迎えました。
当日のことは鮮明に記憶が残っています。
朝、いつも通りに起きます。
朝、いつも通りの朝食を食べます。
朝、いつも通りの、水分、チョコ、パン、そしてガムを袋に詰め込みます。
朝、簿記論の基本仕訳を全復習します。最後の確認です。
いつも通りのスピード、正確に仕訳が頭に浮かびます。大丈夫。調子はいつも通り。
心臓の鼓動が激しいことを自覚していました。
私の最後の受験。
今回がどういう結果であろうと、最後の受験。次はありません。
『来年もまた頑張ろう!なんてクソ甘いことを思っているから、いつまでたっても合格しないんですよ』
朝9時から始まる簿記論。
第1問目と第2問目に大滑りしなければ、合格が決まる。
第3問目が失敗することは考えられません。
試験会場の金沢学院大学に着き、自分の受験番号が書かれた机に行き、試験の開始を待ちます。
簿記論用のボールペンと電卓を用意します。
試験が開始する直前まで電卓を叩く練習をします。
答練などの模擬テストの前は、必ず時間が空くので、電卓を叩く練習をしていましたので、そのルーチンワークに従います。
■8時50分
ドキドキがヤバかったです。
■8時55分
手の震えが止まりません。
■8時58分
心臓が口から出そうです。
■9時
始まりました。
震える手とドキドキする心臓と共存しながらの、私の2回目の受験本番が始まりました。