予想外の効果!税理士顧問契約が1,000万円未満のビジネスにもたらしたメリット

Q.売上が1,000万円未満ですが、顧問契約は可能ですか?

A.可能です。

 

 

 

税理士は年商で顧問契約するかどうかを考えていない

 

開業して間もない方から、「私まだ年商が○○万円なんですけど顧問契約を受けてくれますか?」といった質問をよく受けます。

 

結論を先に申し上げると、雅税理士事務所は年商だけをみて顧問契約するかどうかを考えていません。

 

税理士の中には契約する最低の年商を設けていて、受けてくれない場合がありますが、私たちは積極的に受けています。

 

では、開業したばかりの方の何をみて顧問契約するかを考えるかというと…

 

ずばり、その方の【本気度】です。

 

非常に抽象的な表現になりますが、現在の年商より【本気度】をみて契約した方が良い契約になることを私たちは経験上知っています。

 

 

【本気度】って何?

 

【本気度】の高い人は面談時に分かります。

 

例えば、

■この仕事で一生食べていくんだ

■自分のビジネスを成長させたい

■将来、仕事が上手くいったら○○をしたい等

 

このような熱意のようなものを感じます。

起業される方は自分の野望みたいなものがあって起業されるかと思います。逆にこのような野望がない場合は、個人的に開業はおすすめしません。

 

なぜなら、自身で開業してビジネスを行うことはかなりしんどいからです。

 

サラリーマンなら風邪を引いて休んでも、代わりに誰かが仕事をしてくれますし、有給休暇もあります。

 

景気が悪くなってボーナスが減ることがあっても、最低限の年収は保証されるでしょう。良いか悪いかは置いておいて、我慢してそこに存在していれば、収入はゼロにはならない。

 

開業するとそうはいきません。

休めば収入はなくなるし、取引先から契約を解除されたら明日から仕事がなくなります。

 

たまにの休日も仕事のことが頭から離れないでしょう。

 

つまり【本気度】が低いと、事業が上手くいかずに途中でやめる可能性が高くなります。

 

私たちは面談時、この【本気度】を確認しております。正直、現在の売上げはほとんど関係はございません。

 

 

なぜ【本気度】を見て契約するか?

 

起業家の【本気度】を確認して契約した方が良い契約になります。

 

なぜ【本気度】をみて契約すると良い契約になるかというと、私たち税理士がお役に立つことが出来るからです。

 

税理士とまだ契約されたことがない方はあまりピンとこないかもしれませんので、私たちの仕事を簡単に説明します。

 

税理士の仕事はざっくり分けると

①税務署や銀行に提出する書類(決算書や申告書)の作成

②税金や経営、資金繰りなどの相談

の2つに分けられます。細分化すると、もっと沢山ありますが、分かりやすいように2つに絞ります。

 

①に関しては個人事業、法人、関係なくすべての事業をしている方に必要なサービスになります。

 

また、個人事業をされている方の場合は、自分で確定申告をすることも出来ます。法人の場合も無理ではありませんが、かなりの知識が必要です。

 

②に関しては、このサービスが必要かどうかは人によるかもしれません。

 

自分一人が最低限食っていける分が稼げれば十分という人は必要がないかもしれません。しかし、事業が拡大し、成長していくといろいろな問題が発生します。

 

例えば、「売上が伸びているのにお金が貯まらない」とか「税金を払うお金がない」とか「今の経営状態で設備投資や人の雇用をしていいのか分からない」など、いろいろな悩みを経営者は抱えています。

 

私たちは日々経営者さんに寄り添い、このような悩みを解決に向けてサポートしています。

 

では、【本気度】が高いとなぜ税理士が役立つことが出来るかと言うと、②のような相談が多くなるからです。

 

これも経験則にはなりますが、やはり【本気度】が高い経営者さんの事業は成長スピードが早く、その分トラブルも多くなります。

 

だからこそ、【本気度】の高い経営者には、私たち税理士がパートナーとして必要だと思っております。

 

 

顧問料の無駄遣いにならないために

 

初回面談の際に、私たちのほうから「税理士との顧問契約は本当に必要ですか?」と伺うことがあります。

 

なぜ伺うかというと、現在の年商が低いから伺う訳では決してありません。失礼かもしれませんが、事業を成長させるという【本気度】が見えなかったときです。

 

例えば、一社専属の仕事を受注していて、毎月ほぼ定額の金額の売上げがあり、おそらく将来もずっと同じ仕事をしているだろうといったケースについてです。1社から雇われていてサラリーマンと変わらないような場合ですね。

 

この場合、正直、税理士に相談することはありません。あるとしたら節税や補助金のようなテクニックの面でしょう。このようなテクニック面はネットを検索してもらえれば情報は得られます。YouTubeを見て頂いて、自分でやることも出来ます。

 

断言します。顧問料の無駄遣いです。

 

このように顧問料の無駄遣いにならないか?という視点を常に持ちながら、私たちは面談させて頂いています。

 

起業時の懐事情というのは、理解していますから、効果の薄いところに投資をして欲しくないという気持ちが強いです。私たちも顧問契約は欲しいですが、それ以上に目の前にいる人の役に立ちたい、目の前の人が最善の選択が出来るようにお手伝いしたいという気持ちが強いです。

 

綺麗ごとだと言われるかもしれませんが、客観的に顧問先を見れる、俯瞰的にみることが出来る、ここに税理士が存在する理由があると思っています。自分たちだけの欲に従うのであれば、顧問料の無駄遣いなどと言わずに、税理士との契約を促します。

 

このような理由から、私たちは「本当に契約が必要か?」と常々、自分たちに問いかけています。

 

特に小規模の個人事業者の場合は、自分で申告することもできますので、税理士との顧問契約は考え直してもいいかもしれません。

 

また、副業のケースも同様です。副業の方の相談が増えていますが、そもそも自分でやれるのであれば、自分でやってもいいと考えています。

 

ただし、今は副業ではあるが、将来的には同事業で独立開業したいと考えている場合は、独立する決心が出来たら税理士との顧問契約をなるべく早く検討すべきです。

 

独立の決心がつくということは、やはり【本気度】が高くなったということかと思います。

 

将来、副業一本で食っていくと決めていて、副業開始時から雅税理士事務所と顧問契約を結び、今は本業になり稼いでいらっしゃる方もいます。

 

ぜひ、税理士と契約することを考えて下さい。

 

 

【本気度】はないけど、税理士がいてくれたら安心する場合

 

上記で【本気度】が低い方は税理士顧問はいらないと書きましたが、それでも何となく心配だから税理士に顧問してもらいたいという方もいるかと思います。

 

その場合は、記帳代行や決算書、申告書の作成など最低限のサポートを低価格で提供してくれる税理士事務所をお勧めします。

 

昨今、コロナ渦の影響もあり、税理士事務所のサービスも進化しております。

 

今までは、税理士は近隣から探すのが当たり前ではありましたが、ITの進化に伴い税理士が出来る仕事にエリアは関係なくなっています。打ち合わせしたければ、電話でもいいし、チャットでもいいし、ZOOMやTemasなどを利用してオンライン面談をしてもいい。

 

そのため、遠方の税理士も含めてサービスの内容から検討できる時代となっております。

 

自分にあったサービスをしてくれる事務所と、適正な価格で契約することを幅広く探してみるのも良いかもしれません。

 

もちろん、雅税理士事務所のサポートもエリアに関係なく提供することは可能ですので、御希望の場合は一度お問い合わせ下さい。

 

私たちの顧問先の中には、今の現状を維持したいと思っておられる方も沢山いらっしゃいます。時々、気になることがある時に気軽に相談したい、時々しっかり相談したい。そのようなときに、税理士が近くにいてくれたら、安心してビジネスを続けられます。

 

税理士は守りの仕事だと言われますが、本当にその通りで、現状を正確に認識するのに税理士はとても役立ちます。

 

そのような意味でも、お守りの意味でも税理士と顧問契約を結ばれる方も多くいます。税理士を必要とする理由が分かれば、私たちも自分たちの役割が明確になりますから、積極的にサポートさせて頂いています。

 

税理士と顧問契約しビジネスが安定したから、人を雇ってみようか!拡大してみようか!と考えられる方もいらっしゃいます。それだけ税理士が近くにいると安心できるのだと思います。

 

私たちの場合は、顧問料の範囲内で丸投げの記帳作業も含まれている創業プランもあります。https://miyabi-z.jp/plan

 

早めに契約していただくと、料金が安くなりますので、気になる方は早めに問い合わせください。

 

 

相談したいこともないし、決算だけやってくれれば良い場合は?

 

相談したいことは特にないし、記帳は全部自分でやるし、確定申告だけやって欲しい、という方もいらっしゃいます。

 

このような方はどうしたらいいのか?と言いますと、確定申告のみをお願いされれば良いです。

 

残念ながら、私たちはこのようなサービスは提供していませんので、力にはなれませんが、税理士事務所の中には確定申告のみを受けてくれるところもあります。そのようなところを探されるといいでしょう。

 

ただし、気を付けて欲しいことがあります。

 

年1回確定申告だけをお願いするのは顧問契約とは違います。

 

例えば、税理士と契約しているのに「税理士が全然相談にのってくれない」というような不満を耳にすることがあります。

 

顧問契約してれば、税理士は相談には乗ってくれると思いますが、年1回の確定申告だけのお付き合いの人に対しては、税理士は時間が使えませんので、恐らく相談に乗ってくれないと思います。

 

当たり前ですよね。毎月顧問料を頂いて顧問契約している人に対して相談に乗って、顧問契約していない人のも相談に乗る、というのはおかしいことです。お金を払ってくれる人と、払ってくれない人が同じサービスであるわけがありませんが、誤解される方もいらっしゃいます。

 

年一の確定申告のみをお願いする場合は、どこまでお願い出来るのかは事前に確認すると良いでしょう。

 

 

私は税理士をつけたほうがいいですか?

 

起業したばかり、税金のこともよく分からないし、確定申告と言われてもチンプンカンプン。税理士に何を相談したいかも分からないし、どのような相談があるかも分からない。

 

そのような方は次の10個のチェックリストをみてください。

いくつ当てはまりますか?

 

□事務作業が得意だ

□データをまとめたり整理するのが得意だ

□どんなことでも自分でやらないと気が済まない

□脱税したい気持ちが強く、真面目に納税する行為は愚かだ

□会計ソフトの操作が出来る、または、操作する自信がある

□本を読んだり、インターネットなどで調べたりする行為が好きだ

□分からないことは、どんなことでも自力で解決できる自信がある

□儲からないビジネスをしている、もしくは、儲けるつもりがない

□自分で出来ることを他人にお金払ってやってもらうなんて馬鹿らしいと感じる

□自分の利益が正確に把握できなくても良い。もしくは自分が出した利益に興味がない

 

5つ以上、当てはまる方は、税理士を顧問につける必要がなく、ご自身で確定申告をされるといいでしょう。

 

逆に言えば、4つ以下の方は、税理士を顧問にする価値があると思います。雅税理士事務所へ、お問い合わせください。

 


 

【雅税理士事務所への問い合わせは、下記の問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。公式LINEへの問い合わせも歓迎】

■名前、事業内容、相談内容等を出来るだけ詳しくお知らせ下さい。

■具体的な税務相談にはお答えしておりませんのでご了承ください。

■その後、必要であれば簡単な電話面談に移ります。

■電話面談後、来所頂く又はテレビ会議にて今後のサポート内容についてご説明。

■顧問契約後、正式にサポートが開始されます。

 

問い合わせフォーム

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