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開業しました。税理士を探しています。どうやって選べばいいですか?
個人(法人)ごとに抱えている課題は違います。ご自身の課題や希望を叶えてくれる税理士とご契約下さい。
今回は、税理士を選ぶコツ(私見ですが)を解説します。
税理士を選ぶことは大変難しいです。
最初に申し上げますが、自分にとってベストの税理士を選ぶことははっきり言って「無理」だということです。
例えば、服を買いに行くとき、これが自分に一番似合うと思って購入するでしょうか?
何となく「気に入ったデザインだしこれでいいかな」と思って購入しませんか?
そして後から「〇〇は〇〇の点で良い」と結論を出すと思います。最初はその時の感情で選択します。感情で買い、理屈で正当化すると言いますよね。
税理士選びもその感覚に似ているかと思います。
「自分の課題は○○と○○だし、それに関しては明確な答えをくれそう」
「○○業は得意だということだし、良さそう」
「この税理士は話しやすいし、他の税理士よりフィーリングが合いそう」
等の理由でみなさん契約されるかと思います。
人によっては予算を決められていて、その金額内のベストを選ばれる方もいます。
やっぱり服選びとなんとなく似てますよね。
また、現在既に税理士と契約している方も、正直現在の税理士がベストと思って契約している方は少ないかと思います。
税理士側としては、悲しい事実ですが。
おそらく、
「不満はないわけではないが、税理士を変更するまででもない」
「仮に変更するとしても、今の税理士より良くなる保証なんてない」
「親の代から何十年もお世話になってる税理士事務所だから、不満はあっても変更しない」
なんて思っている方は少なくないかと思います。
そうなんです。税理士って一回選ぶと少々の不満があっても変更することはあまりないんですね。
理由としては
・税理士のサービスというのが非常に比較しにくいものであること
・税理士には事業はもちろんプライベートなことまで知られている分、何となく変更しづらいこと
・税理士を変更するのには、お互いの関係性の再構築から情報の引継ぎなど手間がかかること
などがあげられます。
特に、現在の税理士との契約年数が長いほど、みなさん変更しにくいとおっしゃいます。
つまり、開業したばかりのみなさんは、開業して事業が今後どうなるかわからない中、経営のパートナーとなる税理士を選ばなければならず、また、一度選んでしまうと、なかなか変更しづらいという、けっこうハードなミッションを課せられるわけです。
税理士のサービスなんて正直よくわからないって皆さんおっしゃいます。
わからなくて、当然です。
だって開業当初の方にとっては、そもそも経営を始めたばかりなので、税理士が必要となる課題にまだ直面していないからです。
そんな中で自分に合う税理士を選ばなければいけないなんて、逆の立場だと正直私でもつらいです。
ですので、少しでも参考になるかと思い、本記事を書かせて頂いております。
また、税理士を変更することは確かに大変です。
ただし、どの税理士を選ぶかは、事業の成長スピードや事業の持続性に大きく関係のあることです。また、法律の解釈や情報提供料の差により、損得が発生する可能性もございます。
ですので、現在の税理士が自社に合ってないと感じる方は、是非この記事を読んでください。
ここからは、税理士選びのコツについて解説していきます。
なお、この記事内の事項は私見が多く含まれているので、参考程度にご覧ください。
この質問は、初回面談時によく聞かれる質問です。
先に結論から申し上げますと、そこはそんなに関係ないと個人的に感じております。以下では、実際に頂いた質問について解説します。
大きい事務所だと自分みたいな小さな会社はみてくれないんじゃないか?
大きい事務所でももちろん開業したばかりの顧問契約をお受けしております。ただし、事務所の方針として、売上〇億円以上でないと顧問契約を受けないといったパターンはあります。これは、事務所の大小ではなく、その事務所の得意としている分野が、そこと言うだけです。
小さい事務所の方が親切に接してくれるのではないか?開業したばかりなので優しく教えて欲しいです。
これも、事務所の大小は関係ございません。大きい事務所だと、頼りにはなるものの、機械的で冷たい対応をとられるんじゃないかと感じる方もいらっしゃいますが、それもあまりないと感じております。これについては、大小ではなく、事務所のカラーであったり、実際担当してくれた方との相性の問題かと思います。
逆に大きな事務所と小さな事務所のそれぞれのメリットについても記載します。
これについては完全に私見ですし、結局、担当者次第ということなので参考程度に。
大きな事務所の場合は、事例や情報が多く入ってくるということがメリットではないでしょうか。
クライアント数が増えれば、その分事例や情報が入ってきます。(これが社内共有されているかどうかは分かりませんが)そのため、お客様としたらその分、それらの情報を多く得られる可能性が高くなります。
小さな事務所の場合は、担当替えが行われることが比較的少なくなります。
○○さんには開業から20年ずっとお世話になっている、というケースもあります。また、所長税理士が直接担当するパターンもあるかもしれませんね。
大きな事務所の場合は開業当初の方は、新人が対応すると決まっている場合もあるそうです。大きな事務所に依頼したのに、担当はいつも新人ばかりで頼りない、という話も聞きます。
ここで記載したことは、事務所によっても違うと思いますし、あくまでも参考程度に捉えてください。
個人的には、やっぱり事務所の大小はあまり関係ないと感じております。
○○さんが辞めて次の担当が来たんだけど、はっきり言ってサービスの質は格段に落ちた
税理士変更の面談の際に、こんなことをお客様から聞いたことがあります。これについては、実は税理士業界ではよくあることなんですね。
A事務所に顧問してもらっているが、所長先生の顔は契約した時にしか見てないし、うちは担当の○○さんに全部任せている
これもよく聞くことですね。
税理士事務所のサービスが担当者に依存している場合は非常に多いです。それで、担当者の変更が行われたらどうなるでしょうか?
運よく、前の担当者より良い方が担当につくケースもあるでしょう。しかし、そんなケースは多くないかと思います。
これについて解説しますと、多くの税理士事務所の場合、従業員に担当する顧客を割り振り、あとはその従業員に任せきりになるケースがほとんどです。
申告書や決算書などのチェックは、上司や代表の税理士が行う場合が多いですが、逆にそれ以外は担当者任せとなります。つまり、過程は問わないが、最終チェックだけは行うってことですね。
逆にお客様にとっては、過程が重要な場合もあります。
例えば、年の途中で従業員を雇おうかどうか検討する時、数百万円の機械を購入しようか検討したい時、お金が足りず融資を受けようかどうか検討する時などでしょうか?
こんな時に、担当者がしっかりしていれば、的確なアドバイスを受けることが出来るでしょう。
逆に、あまり能力の高くない担当者だと、求めているような回答が得られない場合もあるかもしれません。
勉強さえしていれば法律に関するアドバイスは可能になるでしょう。しかし、経営に関するアドバイスは経験やセンスに依存するものとなります。
残念なことに両方持ち合わせている担当者(職員)はかなり少ないかと思います。
また、良い担当者がついたとしても、その方がずっとあなたの担当者であるかは分かりません。
何故かと言うと、出来る人というのはどのクライアントを担当しても満足させる力を持っていますので、より重要な(顧問料の高い)クライアントを担当することになるからです。
これは理解できるかと思います。
月額3万円の顧問料の方と、月額20万円の顧問料の方のどちらを担当するかといえば、迷うことなく月額20万円のほうです。新しく月額20万円の顧問先が増えた場合は、月額3万円の顧問先は別の担当者に引き継がれることになるでしょう。
だからこそ、事務所としてのバックアップ体制、最低限提供できるサービスは確認すべきかと思います。
仮に能力のあまり高くない担当者がついたとしても、ご自身が満足できるサービスが得られるかどうかをご確認ください。
それで、良い担当者がついたらラッキーですね。
あなたの事務所でお世話になりたいのですが、他の事務所に聞いたところ値段がだいぶ安かったのですが?
税理士事務所へ支払う顧問報酬ってわかりにくいですよね?高い方がいいですか?安い方がいいですか?
当然、「同じサービスなら」安い方がいいに決まってます。
しかし!同じサービスじゃないんです。
「とりあえず、税理士を雇っているから大丈夫!」
「なんで、知り合いの税理士はそこまでしてくれるのに、自分の税理士はしてくれないんだろう?」
こう思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「税理士の顧問」と一言でいいますが、サービス内容は様々です。
だから値段も違います。
例えば、銀行から融資を受ける際に、「試算表」という書類が必要になるケースがあります。
これを直近のデータで出すことで、銀行からの信頼性が高まることもあります。
ただし、これをどの税理士も出せるかというとそうではございません。
例えば、格安の税理士顧問サービスに「ネンイチ」と呼ばれるものがあります。
簡単に言うと、年に1回だけ資料のやり取りをして最低限必ず作らなければいけない書類を作ってもらえるサービスです。
「試算表」は必ず作らなければいけない資料かと言うとそうではありません。つまり、銀行から求めらても税理士からもらうことは出来ません。
格安のサービスとはなりますが、その分自社でする手間は増えるといったデメリットがございます。
その他、経理や会計データの入力を自社でするか税理士事務所に任せるか、年末調整はどちらで行うか、タイムリーな相談が行えるかどうかなど、これらの事項の有無により税理士の顧問料が決定します。
何が必要かどうかは、その方によって違います。
自社の必要とするサービスを確認したうえで、その次に金額をお考え下さい。
安いからっていいわけじゃないんです。
「じゃあ、自分に合った事務所はどうやって探せばいいの?」
これは、結局その事務所にいって面談してみるしかありません。でも、すべての候補先と面談するわけにもいきませんよね。
では、ここでは候補先のしぼり方について記載します。
①自身の課題や希望を明確にする
税理士に対して求めることを明確にして下さい。何を頼んでいいか分からない方は、とりあえず何社かHPをチェックして下さい。
「金沢市 税理士」とか検索してみて下さい。
そこで上位に出てくる事務所は、少なくとも広告に力を入れている税理士です。ですので、お客様のニーズを分かりやすく文章化しているケースが多いです。
それを見て、「なるほど、こんな事をしてくれるのね。それだったら欲しい。」とかそんな感じで十分です。
2-3社のHPを見れば十分です。その中で、自分にとって必要なサービスを提供してくれる税理士を選んで下さい。
②同業者や知人に紹介してもらう
これはとても有効なやり方かと思います。
いくらHPを見ようと、面談してもサービスを受けてみないと正直自分に合うかはわかりません。
紹介してもらう場合、紹介してくれた方は既にサービスを受けているはずです。その方がいいと言うのであったら、当たりの税理士の可能性は高いですよね。
特に、同業者で状況が自身と似ている方の意見は貴重です。
例えば、美容師で開業2年目というのであったら、同じ美容師の開業したての方に聞くと良いです。美容師の方が、建設会社の社長に聞いたとして、同じサービスで満足できるとは限らないので。
本稿では、税理士選びについて記述してきましたが、あくまでも、参考事項にすぎません。
結局のところ、サービスの内容が良いかどうかは、受けた側の感覚次第なので、絶対はありません。
ですので、上記事項を踏まえたうえで、良さそうと思った方とご契約下さい。
ダメだったら代えればいいだけです。
確かに、税理士の変更は面倒くさいですが、経営者にとっての税理士選びは重要事項です。最高のパートナーとめぐり逢ってください。
なお、雅税理士事務所は開業10年以内の比較的若い経営者の方から支持されております。
理由は
■会計業務を丸ごとお請けする「丸投げ」サービスにより、開業当初の時間のない事業者のサポートが可能な事
■開業当初から事業拡大期、法人設立など変化しやすい状況を、独自の「財務分析報告書」により毎月診断可能な事
■また雅税理士事務所自体もそのステージを通ってきているため独自のノウハウがある事
■30-40代の若い税理士が、同年代の社長にうけ、同じ目線で相談が可能な事
■担当制をしておらず質問内容に応じて得意な人が対応する事
などがございます。
このような方からの契約が多くなっています
■起業当初から拡大する意思があり、事務作業はなるべく減らしたい社長
■拡大する意思はないが、長くビジネスを続けるために安心できる環境を作りたい社長
■事務員はパートのみ採用して、会計ソフトへの記帳や振込などをお願いしたい社長
■自分で考えたくない。確定申告は丸投げしたい方。でも、時々相談したい社長
■毎月の相談は不要!なるべく安く、でも相談できる時にはじっくりしたい社長
逆にこのような方は雅税理士事務所との契約は不向きです
■毎月訪問して欲しい
■確定申告だけお願いしたい
■経理素人だから一から経理の指導をして欲しい ←料金頂ければ対応しますが、税理士が直接対応しますので料金は高くなります。
■ギリギリの節税を攻め続けたい
■脱税志向が強い
気になる方は是非HPをご覧いただき、事務所までお問い合わせ下さい。
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